[サイプラススペシャル]320 今年度も長野県のものづくりを支援 キーワードは「NAGANOから世界に挑む!」

ものづくりNAGANO応援懇話会

「ものづくりNAGANO応援懇話会」は長野県のものづくり企業や団体の支援を目的とした組織で、県や経済団体・学校など産学官のトップメンバーで構成されている。先日4月15日、第13回となる会合が長野市内のホテルで開かれた。インドで工場を操業し世界各地に販売網を持つ日精エー・エス・ビー機械株式会社の青木高太社長をゲストに招き、講演とディスカッションが行われた。また優れたものづくり企業を表彰する今年度の「ものづくり大賞NAGANO」の概要も決定し募集を開始した。

取材後記

「地域から世界へ」を合言葉に

今回で13回目となるものづくりNAGANO応援懇話会。 座長である長野県経営者協会の山浦愛幸会長や阿部守一長野県知事のほか、 今回から加わった新メンバーも出席して会はスタート。 これに先立ち、ゲストスピーカーとして招かれた日精エー・エス・ビー機械の青木高太社長による講演が行われた。

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世界で活躍する企業トップによる講演

日精エー・エス・ビー機械は小諸市に本社を置く、PETボトル成形機の世界的大手メーカー。2013年には東証一部に上場したほか、日本企業の進出が少ないインドで工場を立ち上げたことでも知られている。世界120ヶ国に販売網を持ち、全社の売り上げに占める海外販売の割合が9割というグローバル企業でもある。

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ディスカッションでも積極的な発言が

材料から製品まで1台の機械でPETボトルを成形する最新式の機械を開発するなど、高い製品開発力を持つ日精エー・エス・ビー機械。講演後に行われたディスカッションでは、出席したメンバーから「何故インドに進出したのか」「世界に挑むうえで大切なことは何か」など積極的な質問や意見が相次いで出された。

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ものづくり大賞NAGANO2015の応募を開始

優れたものづくり企業を表彰する「ものづくり大賞NAGANO」については、昨年度とほぼ同じ形式で募集することが決定。4月20日より応募を開始していて、多くの企業のエントリーが期待されている。エントリー企業の中からグランプリ1社を含む大賞3社と、中小規模の企業を対象とした「きらりと光る技術賞」がこの秋に決定する予定だ。これらの企業を含めて、「ものづくりエクセレンス」10社も長野県から認定される。

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ものづくりNAGANO応援懇話会およびものづくり大賞NAGANO2015の応募については、
HPをご参照ください。

http://mono-n.com/

【取材日:2015年4月15日】

企業データ

ものづくりNAGANO応援懇話会

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