[サイプラススペシャル]355 加工が難しい「ファインセラミックス」を一貫加工 切断・研削・研磨・接合・薄膜

長野県長野市

セラテックジャパン

硬くてもろい「ガラス」や「セラミックス」
高効率・高精度に加工するスゴイ技術

電子材料の切断・研磨・研削・成膜などの加工を中心に事業を展開する長野市のセラテックジャパンは、主力のセラミックス加工が好調です。
2015年「ものづくり大賞NAGANO」受賞のスゴイ技術、そして社長をふくめ、若手が活躍するものづくりの現場を取材しました。

世界トップシェア!LED用窒化アルミニウム基板研磨加工

切る、削る、磨く、くっつける、コーティングの一貫加工

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「私たちがつくっているのはこれ」「ガラスやセラミックスです」
電子関連事業部門の水野智博さんと、木村敦さん。好調の自動車関連部品、とくにLEDライトの放熱板に使われるセラミック素材の加工を担当する、若きエースです。

長野市の電子・光学部品の材料加工メーカー・セラテックジャパンは、自動車部品やスマホの部品になるセラミックス材料の加工を得意とするものづくり企業です。
セラテックジャパンのスゴイところは、切断・研削・研磨・接合・薄膜の精密一貫加工。通常はそれぞれ専門の加工メーカーが担当する、切る、削る、磨く、くっつける、コーティングする、と5つ基本的な加工を、一つの会社で一貫してできることが強みです。

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若手が輝く現場

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「我が社が取り扱うファインセラミックスという固くて脆い材料があるんですけども、量も質もともなった精密一貫加工。これがまさしく我が社の強みでありますし、お客様から求められているところかなと思います」と代表取締役社長の平林明さん。
硬くて、壊れやすいガラスやセラミックスは加工が難しく、セラテックジャパンは、そんな材料を効率よく、高い精度で仕上げることができます。

「ここでは窒化アルミの研磨をしています。車などの部品に使われています。今年(2015年)の夏ぐらいからとくに仕事が多くなり、忙しいです」と、電子関連事業部門の柳澤康太さん。社員の平均年齢は30代前半。セラテックジャパンの工場内は、柳澤さんのように若い技術者が多く活躍しています。

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ファインセラミックスのリーディングカンパニー

たゆまぬ研究開発で成長のチャンスをつかむ

自動車向けLED用部品が好調というセラテックジャパンですが、リーマンショックで売上が落ち込んだときに、しっかりと先を見据えて技術力を磨いてきたからこそ今の好成績につながっています。現在も技術開発に余念がなく、県内のものづくり企業と連携し、カメラ用フィルターのコーティング技術を応用してメガネ用の近赤外線カットレンズを開発するなど積極的に挑戦しています。

img03.jpg 平林社長も「私たちの強みであるファインセラミックスの『精密一貫加工』、これをより深く掘り下げていって、日本ではこの会社にファインセラミックスの加工をお願いすればまちがいないといわれるような会社を目指したいと思っています」と、夢を語ります。
セラテックジャパンは、ファインセラミックス精密一貫加工のリーディングカンパニーを目指し、さらに加工技術を磨きます。

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【取材日:2015年12月8日】

企業データ

セラテックジャパン株式会社
〒381-2295 長野市篠ノ井岡田500番地 TEL:026-293-3300
http://www.crtj.co.jp/