[サイプラススペシャル]443 自社ブランドの精密測定機器 世界の製造現場で活躍

長野県岡谷市

株式会社テクロック

部品や製品の製造現場で欠かせないのが精密測定です。品質保証のため、設計通りに作られているのかチェックするのが精密測定機器です。
寸法を測るダイヤルゲージなどを自社ブランドで世界に提供しているのがテクロックです。さらにIoTで諏訪地域の独自システムの構築を目指すなど、新たな挑戦も進めています。

取材後記

世界70か国で使われる精密測定機器

1950年に設立された当時の社名は「東京電気時計」。
テクロックは、この時計の技術を生かし、精密測定器の分野に進出しました。100分の1ミリなどの寸法を測るダイヤルゲージなど、テクロックによりますと、世界の70か国で自社ブランドの精密測定器が使用されています。そのラインナップは400種類に及ぶといいます。

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硬度計も主力に 製造現場を下支え

テクロックの主力はダイヤルゲージと硬度計です。「デュロメータ」と呼ばれる硬度計はゴムやプラスチックの「硬さの程度」の測定向けで、自動車や家電、食品分野など幅広い業界で使用されているということです。
原田健太郎社長は「自動車だけでも多くのゴム部品が使われている。精密な測定が製品の安心感のベースになっている」と話しています。

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測定のIoTシステム 諏訪エリアで普及図る

計測データを有効利用しようとテクロックは昨年、IoT(モノのインターネット)システムを開発しました。計測した寸法や硬さのデータをクラウドに蓄積し、集計や分析に生かすシステムです。テクロックでは諏訪地域のメーカーとタイアップし、エリアでの普及を目指しています。
原田社長は、「精密加工技術の集積地からIoTを組み合わせることで改善を越えた次元の違う現象に持っていきたい」と意気込みを語りました。

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【取材日:2017年8月17日】

企業データ

株式会社テクロック 〒394-0042 長野県岡谷市成田町2-10-3 TEL:0266-22-4911
http://teclock.co.jp/