[サイプラススペシャル]479 表彰制度「ものづくり大賞NAGANO 2018」を実施 情報発信通じて製造業を応援

長野県長野市

ものづくりNAGANO応援懇話会

長野県や県内の経済団体トップ、SBC信越放送などでつくる「ものづくり応援懇話会」(座長・山浦愛幸長野県経営者協会長)の今年度初会合が長野市で開かれました。懇話会の目的は情報発信を通じた県内製造業の応援で、会合では県内の経済情勢や展望について意見交換したほか、今年度も表彰制度「ものづくり大賞NAGANO」の実施を決定しました。

取材後記

ものづくり大賞NAGANO2018 募集

応援懇話会が運営する表彰制度「ものづくり大賞NAGANO」。9回目となる今年度の実施が会合で決定しました。大賞は3点でこのうち1点をグランプリに選定します。長野県の認定制度として加わった「NAGANO ものづくり エクセレンス」の選考も行われます。昨年度は過去最高の30件の応募が寄せられたものづくり大賞NAGANO。
応募期間は5月25日(金)~6月29日(金)までです。応募方法など詳細は公式HP
http://mono-n.com/で。

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長野県内の経済情勢・展望をテーマに意見交換

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メンバーでも日銀松本支店の中村康治支店長は基調講演で「(円安など)輸出環境の改善の好影響が長野県(の製造業)に強く表れている」と説明。そのうえで課題については部品や人手の供給力の不足を指摘しました。
講演を受けた意見交換でメンバーからは、「輸出関連で高い需要」。賃金状況について「地方経済では構造改革が必要」などの意見が出されていました。

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培った技術 応用できる分野を支援

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「長野県内は部品関連のものづくり企業が多く、名前や実績を知ってもらえる効果がある」と、長野県の太田寛副知事は応援懇話会が果たしてきた実績を語りました。県内のものづくりの強みは精密加工や電子関連など。県では航空宇宙、医療、ロボット産業など技術が生かせる分野で支援を強めていく方針を打ち出しています。

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【取材日:2018年05月08日】

企業データ

ものづくりNAGANAO応援懇話会 事務局(長野経済研究所/SBC信越放送テレ部局内)
〒380-8521 長野県長野市問御所町1200 TEL:026-237-0545
http://mono-n.com/