[サイプラススペシャル]498 新工場で付加価値高め 販路拡大へ 眼科診療機メーカー

長野県中野市

株式会社タカギセイコー

中野市で医療機器を製造するタカギセイコーは眼科に特化したメーカーです。眼球の診察に使われる主力の顕微鏡など、設計開発から製造まで一貫して手掛けています。今年9月には部品新工場を本格的に稼働。加工精度が向上するといい、専門性の高い分野で付加価値を高め、国内外で販路の拡大を狙います。

取材後記

部品の加工精度に着目

sec01.jpg 完成品メーカーのタカギセイコーは、眼科医療機器の設計開発から部品の加工、組み立てまで一貫して自社で行っています。このうち新工場は部品加工の高度化を目的に本社敷地内に建設されました。「精密機器のため、金属の部品は1度違えば収縮などで精度が保てない」(高木一成社長)と、新工場では温度管理機能や振動対策を施し、製品の付加価値を高めていく計画です。

技術の継承 積極的に進める

タカギセイコーの創業は1955年(昭和30年)。一貫して眼科診療機器を手掛け、2015年には60周年を迎えています。3代目となる現社長が中心となって新社屋と新工場を建設。工場内では大型機械による加工と職人の手による加工が行われています。

働きやすい環境づくりのほか、高木社長は「部品加工は最初の工程。技術の継承とものづくりの原点を大切にするきっかけにしたい」と話します。

国内外に展開広げる

ドイツ中心に欧州に大手メーカーがあるという眼科診療機器市場。タカギセイコーは眼球診察向けの主力の顕微鏡「スリットランプマイクロスコープ」など自社ブランドを送り出しています。専門性の高い分野で付加価値を高めることで、アジアなど国内外マーケットの拡大を狙っています。

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【取材日:2018年9月10日】

企業データ

株式会社タカギセイコー
長野県中野市岩船330-2 TEL:0269-22-4511
http://www.takagi-j.com/