「お客様の期待に応えるため」幅広い事業展開

キッセイコムテックは、ソフトウェアやシステム開発を柱に、最新のIT技術や長年培ったノウハウを活用し、様々なサービスを提供しています。

代表取締役社長神澤鋭二さん
「当社は、システム開発だけではなく、データセンター事業やパソコンのレンタル、さらにはネットワーク構築など、お客様の期待に応えるための幅広い事業を展開しています。」

このところ好調なのが、情報機器のレンタル事業。首都圏などで開催される展示会に合わせパソコンやタブレットなど機材・システム一式を提供しており、東京都内や大阪、名古屋に営業拠点を構えています。近年は「必要なときに必要な台数のパソコンを使いたい」という企業からのニーズが高いといいます。

トレンドになる前からアプローチ

代表取締役社長神澤鋭二さん

「技術も、むしろトレンドになる前に早い段階で研究開発的なアプローチで、新しい技術を習得していくと。そういった中から製品化していくという形をとっています。」
ここ数年は、増収増益。栄枯盛衰のはげしい業界において、1985年の創業以来成長を続ける背景には、時代の先を見据え新しい挑戦を続ける姿勢があります。

身体のゆがみを測定「シセイカム」

さまざまなITサービスを提供するキッセイコムテックですが、もとより医療・研究機関向けのシステムを得意としています。さらに、オリジナル製品の開発にも積極です。
神澤社長の「研究開発的なアプローチ」のひとつが、健康・医療のオリジナル製品ShiseiCam（シセイカム）。カメラ付きセンサーで骨格のゆがみやねじれを計測・評価する姿勢計測システムです。

医療第2システムソリューション部の熱見稜さん

「特殊なカメラを使っておりまして、そのカメラを使うことで人の骨格を認識してその情報をもとに、体が歪んでいるか判断を行っています。」

計測時間はおよそ1分。首や肩の傾きなど14項目の指標で姿勢を点数化し、改善に効果的なストレッチ方法も提案します。

ソフトウウェア、カメラ付き赤外線センサー、三脚などで構成され、立った姿勢の正面、側面、背面と、ひざを曲げた状態の正面の４ポーズを撮影すると、骨格の状態から姿勢を評価。姿勢が100点満点で採点され、グラフと共にパソコンに映し出されます。さらに、姿勢からどこの筋肉が縮んでいるかが分かり、ストレッチ方法も写真入りで提案される優れものです。

「例えばイベントとかでたくさんの方を撮りたいという時でもたった1分でこういった評価が出せるというのは一番強みかなと思っております。」
整骨院や病院、スポーツジムのほか、高齢者の介護予防や学校からも引き合いが多いといいます。

ペーパーレス化システム「スマートディスカッション」

オフィス向けのオリジナルシステムも開発しています。たとえば、タブレット端末を使って会議をペーパーレス化するシステム「スマートディスカッション」。発表者のタブレット端末の画面操作を他の会議参加者の端末画面に反映させ、紙資料を削減できます。

米アップルのiPadや米マイクロソフトの基本ソフト(OS）「ウィンドウズ10」にも対応した自社開発のオリジナル製品で、OSの異なるiPadとウィンドウズ10搭載端末の間でも同じ画面を表示できます。

お客様とともにIT活用の新サービスを創出

代表取締役社長神澤鋭二さん
「大学や企業と連携を取りながら、新しい製品やサービスの創出という事に挑戦をしています。お客様とともにITを活用した新しいサービスを創出できるよう、日々成長していきたい。」

最先端の情報技術を積極的に取り入れながら、長年の経験で培った豊富なノウハウを用いて、顧客に最適なサービスを提供し続けるキッセイコムテック。豊かな社会の実現に貢献し、新たな情報社会の扉を開きます。