長野県ものづくりレポート!
アジア最大級の情報・通信、エレクトロニクスの国際展示会「CEATEC JAPAN2008」(シーテック・ジャパン)が千葉市の幕張メッセで9/30(火)~10/4(土)開催。
さっそく、サイプラスも長野県関連企業の様子を取材しました。
■KOA
白地に鮮やかな大きな文字。目を引くのはKOA(伊那市)のブース。今回の展示では、とくに車載用の抵抗器が自信作。抵抗値を非常に小さくすることで、パワステなどの電気モータが数多く使われる最近の自動車のさらなる省エネを実現できるとのことです。
■エプソン・トヨコム
一般の方々に大人気だった、エプソン・トヨコム。
伊那にも事業所を構える同社の目玉は「ジャイロ・センサー」
ケータイカメラの手ブレ補正やラジコンヘリにも応用ができるこの技術。とくに人気だったのが、傾けることで画面を操作するジャイロダイス。
さいころの傾きをジャイロセンサーが感知し、画面上に反映させます。
■ルビコン
世界的コンデンサーメーカ、伊那市のルビコン。
展示では、パソコンや車に搭載されるコンデンサーを数多く展示。新開発の小型コンデンサーは、あの人気ゲーム機にも搭載されています。
■双信電機
佐久市にも営業所を構える電子部品メーカ、双信電機。
テレビやケータイの基地局の部品作りから、一歩進んだモジュール開発を視野に入れた開発を進めます。
■長野県
今年初めて出展した、長野県。
古くからものづくりが盛んな地域。精密機械工場に必要な水が豊かなことや、交通の利便性などをPRし、積極的な誘致活動を行っていました。
このほかにも、様々な企業が最新の技術を持ち寄った展示会は、熱気に包まれていました。(2008/10/03取材)
2008年10月 8日