CEATEC JAPAN 2009に"信州企業"も出展！

世界を舞台にがんばる長野県のものづくり
シーテックジャパンへ今年も突撃レポート！

アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展
CEATEC JAPAN 2009（シーテック ジャパン）が
今年も千葉・幕張メッセで開催されています。（10/7～10）

三次元立体３Dテレビの展示や
新技術を応用したロボットが登場するなど
景気悪化で業績低迷が続く中にも関わらず
各社、未来の新しい市場獲得に積極的に取り組んでいました。

大手電機メーカーに交じり、長野県内からも
多くの「ものづくり企業」が参加しています。
サイプラス取材班、さっそくその様子を取材してきました。

■エプソントヨコム
水晶デバイスを活用したさまざまなセンサーが「売り」

高精度の「圧力センサー」を開発しましたが、
このセンサーを使えば、
数センチの高低さ（標高）が測定できます。
おもちゃの電車の高さを測定中！
さらに、ゴルフのヘッドスピードも測定可能です。

 

■KOA
キーワードは「部品の小型化」

抵抗器を小さくするだけでなく、薄型に成功。
基盤の中に埋め込んでしまうことができるようになり
デジカメなど製品の小型化や高性能化に繋がる
小さくても、すごい技術なんです!

 

■双信電機
情報通信・産業機器などにフィルタと呼ばれる
部品や技術など提供している双信電機。

工場などで今後、爆発的な普及が期待される
メガワットソーラーと呼ばれる大規模な太陽光発電。
自社の技術を活かした装置を開発しました。

■ルビコン
主力のアルミ電解コンデンサを中心に、「エコ」をテーマに展開。

電池のように電気をためることができるコンデンサを活用して
太陽光発電と組み合わせることで
道路標識など、電源がないところでも半永久的に
ピカピカと点滅する光源が確保できます。

 

■長野県
去年に続き2度目の出展の長野県。

豊かな水や空気、広くて安価な土地などの条件をPRし
企業誘致に取り組んでいます。

新たな企業が長野県にくることで、雇用創出のみならず
地域の企業間が連携し、新たな技術や産業が生まれる可能性もあるそうです。

2009年10月 7日