編集部より

「おもしろいじゃないか」

野村ユニソン

「これまではClosedでよかったかも知れないが、もっと発信する、知られる努力が必要ではないかと思っています。」鈴木取締役の言葉に、こちらも思わず大きく頷いてしまいました。どうぞ、「Sai+」をお使いください。

野村ユニソンの技術は、金型や鍛造の伝統的な分野から、液晶、半導体関連装置を初めとする先端技術まで幅広く、製品は、オーダーメイド品から、量産品に至るまで、相手先のニーズに応えたもの、技術の開発にも積極的です。でもそればかりではありません。冬期の水道凍結防止帯節電装置「節電太郎」、泳げるサンダル「マイフリッパー」など、消費者一人一人に届くアイディア豊かな商品もここ野村ユニソンの製品です。

さまざまな分野で、新しい発想を得て新しい製品が生まれる、その発想の源はどこから生まれるのでしょう?

「それは、創業者から受け継がれたものですね。」またまた、耳が大きくなりました。「面白そう、これができませんか」という声に、「おもしろいじゃないか」と頷いて耳を傾ける環境が創業時からあるのだそうです。社員の提案に、一緒になって興味をもってくれる経営の姿勢が、次の「面白そう」を育て、仕事へのモチベーションを高めていく。「個人の創造力」が社の未来につながる実感、これが野村ユニソンの「ものづくり」DNAです。 この環境で、大きな柱になろうとしている一つが酒類販売、「ワイン」を中心とした事業です。変化する時代をとらえた新分野への挑戦です。ワインの話題は、取引のコミュニケーションツールとしても、とても大きな力なのだそうです。お酒の話題は、人と人との親近感を醸成するのですね。

「おもしろいじゃないか」またまた、そんな声が聞こえてきました。器の大きさに感動です。

(2008年8月28日)