編集部より

「B-cip Nagano」第一期総会開かれる

B-cip Nagano

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 4月24日、午後7時から「B-cip Nagano」の総会が長野市内で開かれた。

 「B-cip Nagano」とは、長野市ものづくり支援センター運営委員会、信州大学イノベーション研究・支援センター、長野市の主催により行われたUFO長野ものづくり共創塾「経営実践講座」の卒業生が自主的に立ち上げたプロジェクトで、参加対象は長野市を中心とした企業の経営者・管理者である。
 総会は、昨年3月14日の設立総会に続き2回目、今回は、初年度の参加企業10社のほかに新規加入の3社、また、八十二銀行をはじめとする金融機関、産業技術総合研究所、長野市ものづくり支援センターなどからも出席があり、2年目を迎える「B-cip Nagano」の存在・活動に各方面から熱い視線が注がれていることが印象づけられた。
 B-cip Naganoの設立目的は、民間主導による異業種連携の構築、参加企業の技術を生かしたもの作りを創生し、事業化することである。この方針に添った1年目の活動報告、収支決算報告が発表された。本年度は、更に「グローバル」な視点を持つ特徴あるものづくりを意識した事業を展開するとし、月例会・研修会・情報収集も充実していくことを目指している。
sai_100428_02.jpg  総会は、B-cip Naganoの会長を務める春日秀之氏(株式会社日本機材社長)の「産業の流れをグローバルな中で捉え、自分たちが今ここで何をすべきか、考えていかなければならない」という力強い挨拶で始まった。この厳しい経済環境の中、仕事をしながら、学び、考え、次に向かって事を成していこうとするメンバーが集まっているB-cipである。年齢も経験も関わる分野も異なるが、思いはものづくりの未来へと続いている。懇親会のなかでも、熱い言葉が飛び交っていた。
 B-cip Naganoの活動が、大きな1歩になることを期待し、応援したいと、熱い思いのおすそ分けをいただいて、帰路に着いた。

 B-cipの活動については http://www.bcip.info を参照ください。

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(2010年4月28日)