長野県長野市
国立長野高専 キッズサイエンス実行員会
自然の不思議、科学の不思議にふれてみよう!
国立長野高専で開催!大盛況の理科教育イベント
11月4日、小中学生を対象にした理科教育イベント「長野高専キッズサイエンス」が行なわれ、国立長野高専は多くの親子づれでにぎわいました。
長野高専キッズサイエンスには、科学の面白さを学ぶ38のコーナーが集合。
こどもたちは、工作や実験に目を輝かせていました。
会場は、長野市徳間の国立長野高専。
校門を入ってすぐの前庭では「ガソリン1リットルで1000km走るエコカー」が人気を集めていました。
全国大会でも好成績をおさめた長野高専エコノパワー部が作った究極の省エネカー。
「けっこうはやくでびっくりした!」
ドライバーは高専女子生徒です。後部座席にのったこどもは、そのスピードを体感していました。
こちらも大人気!ロボット操作体験。
実際にロボットを作った高専の学生たちから操作方法をおそわりながら、全国ロボコン大会でも活躍したマシンを上手に操っていました。
自転車用のポンプで一生懸命空気を入れて、「3、2、1、発射!」
中庭ではペットボトルロケット大会が開催されました。ペットボトルに入れる水の量や、ロケットの翼の形などで飛び方が変わってくるんだそうです。
こどもたちが大好きなシャボン玉...ですが、こちらは巨大なシャボン玉づくり。
「四角いシャボン玉ってできるの?」作って楽しみながら、シャボン玉がどうしてできるのか考える企画です。
大人も唸るような本格的な展示もありました。
長野高専の文化祭・工嶺祭での優秀作品を展示したコーナー。懐中電灯の赤外線をセンサーで感知。まるで「光のぬり絵」のようにスクリーンを彩ります。
特殊な光「ブラックライト」をあてると蛍光物質が光ります。
蛍光ペンで描いたイラストはもちろん、「栄養ドリンク」も輝く液体に!「ビタミンが反応しているんですよ」とのこと。
はがきやパスポートにも偽造防止のために蛍光物質がつかわれています。
空気より軽いヘリウムガス。ビニール袋に詰めて巨大な風船をつくります。これを背負うと...「浮く力」で体が軽くなる!
まるで月にいるような不思議な体験にこどもたちもびっくり!
理科の教科書に登場するような科学実験や、科学おもちゃ。
実際に触れることのできるコーナーも大人気。
ドライヤーの風でピンポン玉を浮かすと...あら不思議!ちょっとかたむけてもピンポン玉が落ちません。
ふだん見ることできない「音」。
でもスピーカーにある仕掛けをすると、あら不思議!音を見ることができちゃいます。
教員や学生たちなどボランティア中心で作り上げた今回の長野高専キッズサイエンス。来場者はおよそ1600人にのぼりました。
工作や実験を通じて自然や科学の不思議にふれたこどもたち。
ものづくりを支える未来のエンジニアたちが、ここから生まれるかもしれません!
(学校のご案内)国立長野高専 キッズサイエンス実行員会
http://www.nagano-nct.ac.jp/