長野県小諸市
ネイブル
信州は果樹や野菜、花などの生産額で全国屈指の産地だ。
小諸市にあるネイブルは2002年創業のベンチャー企業だが長野県の野菜花き試験場と共同で害虫防除に特化したLEDランプを開発し全国に向けて発売している。
信号機の緑と黄の中間の570nmの波長、肉眼だと黄緑あるいは黄色の薄い色の波長帯では蛾などの夜行性の昆虫が昼間と勘違いして活動が鈍くなる。
これを応用して製品化したLEDランプがレピガードでありレピガードシャインである。
オオタバコガなど難防除害虫のヤガ科の害虫に効果的であり注目されている。
ネイブルと県で開発したLEDランプはJAを含む4社で特許を申請・保持し全国に向けて製品化し販売をしている。
設計、開発、販売はネイブルで行いLED製品の製造は外部に委託している。
花きや野菜などのハウスや果樹園などの農業用に主に利用されているが最近では工場やスーパーなどの夜間の虫の侵入防止などにも設置され用途が広がっている。
害虫防除専用のLEDランプは消費電力も少なくコストも抑えられ環境に優しいこと、農薬などの使用が減り他の作物の生育への影響もないのが特徴。 またLEDランプは小さく軽量で設置しやすく太陽光発電パネルなどを利用すればどこにでも設置できるのが強みになっている。
株式会社 ネイブル
http://www.nabl.jp/