豊富な冷凍生地の数々
メロンパンの上掛け生地のメロンビス、パイ生地、タルト生地、シュー生地、キッシュ生地、パンやドーナツの生地に折り込むロールインシートやベイクシート等々ホーライの冷凍生地はパンや洋菓子のパーツとして多岐にわたり業務用として製造されている。こだわりはそのバリエーションの多さだ。納品先の需要に合わせて形、サイズ、厚さ、色など豊富な冷凍生地を製造している。
日本全国のパン洋菓子メーカーやカフェチェーン、CVSなどに向けて多品種・小ロット・コスト対応品を長年供給してきたが、近年では成型生地→組立品→焼成品と垂直展開を行い一貫生産も手掛けるようになった。

AIB国際検査統合基準に則った食品安全監査システム
安全・安心の製品を届けるためにホーライではJIB(日本パン技術研究所)による抜き打ち監査を年2回実施している。これはアメリカ製パン研究所(AIB)が開発した「AIB国際検査統合基準」に則った食品安全衛生監査システムで、製造現場8割、文書2割と製造現場主体の極めて実際的な監査システムを導入している。AIBはISOやHACCPの土台となる最も重要な部分=GMP(適正製造規範)を監査する。工場内外の環境管理、設備機器の清掃・メンテナンスや従業員規範等々に至るまで2日間に亘り詳細な監査が行われ、毎回高い評価を得ている。

信大工学部と共同開発した「信州産えのきパイ」
信州産エノキタケの抽出エキスを生地に練りこんだパイ菓子「信州産えのきパイ」を信州大学工学部と共同開発し5月末には東京の百貨店での試食販売も行い好評だった。初の自社ブランドとなる「信州産えのきパイ」は地元産小麦やソルガム粉を使用し健康志向が高まる中で期待の製品となっている。
