[サイプラススペシャル]392 地域密着のスマホ向けアプリを開発 IoTの進展に期待

長野県長野市

ケー・アンド・エフ コンピュータサービス

ソフトウェア開発のケー・アンド・エフ コンピュータサービスは平成6年に創業し本社を長野市に置いています。博物館向けや公官庁、企業向けのコンテンツ制作やホームページ制作などのソフトウェアの受託開発を主な事業としています。
最近ではスマートフォンやタブレット端末を利用した観光振興など各種のアプリの製作に力を入れています。

取材後記

上田城の再現CGアプリ

上田城址公園でタブレットやスマホをかざすとCG(コンピューターグラフィックス)で江戸時代の上田城の再現映像が見られるアプリの開発を受託し制作協力しました。

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「ゲレロク」のアプリ開発

スキー場でゲレンデに設置された監視カメラをアプリにより遠隔操作をしてスキーヤー自身の滑走映像を撮影、録画できる「ゲレロク」の開発を県内企業から受託し現在4スキー場で稼働しています。
また、小川村桜ウィークでの、「夜桜と光のバルーンと音楽の共演」を実現する為、光のバルーンの色や明るさをパソコンで操作する「遠隔電球制御」の仕組みを実行委員会より受託し制作しました。

ゲレロク、作業写真

ものづくり企業との連携

道路工事など建設現場に設置されるLEDによる交通信号や各種表示板などを設計、製造する長野市内の企業が今秋に開発したインターネットを利用した建設現場の作業員の安全システムは同社の協力により開発されています。
「今後は、スマホアプリとネットワークカメラなどのIT機器などを組み合わせたサービスがさらに広がる可能性が高い」と黒崎嘉美社長は語ります。

表示板
集合写真

【取材日:2016年08月26日】

企業データ

有限会社 ケー・アンド・エフ コンピュータサービス
長野県長野市早苗町30 TEL:026-231-6588
http://www.kfcs.co.jp/