[サイプラススペシャル]399 販路拡大を目指す 諏訪圏工業メッセ2016 諏訪の技を世界に発信

長野県諏訪市

諏訪圏工業メッセ2016

今年で15回の節目を迎えた「諏訪圏工業メッセ」は10月13日から15日まで諏訪湖イベントホールで開催され、過去最多となる412社、551のブースが出展しました。
特別企画としてTBS系で放送されたドラマ「下町ロケット」の展示コーナーも設けられました。

取材後記

見どころ

実行委員会の小坂和夫推進本部長によれば「今年の見どころは医療、環境、航空などの分野で今後の地域が目指すテーマになっている。特に医療現場で活用が期待される車イスの玉乗り車イスは初めてのお目見えとなっている。工業メッセの最大の狙いは商談、相談ブースなどを通じて出展企業・団体の販路を拡大させることにある」と言います。

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玉乗り車椅子

諏訪圏6市町村によるSUWAブランド創造事業の一環で諏訪東京理科大学オムニライドの技術をベースに開発された玉乗り型電動車椅子「一球さん」が会場で披露され従来の車椅子と比較にならないスムーズな動きに注目が集まっていました。

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販路開発

精密に切削加工された金属ガラスの製品を展示した牛越製作所の牛越社長によれば「この工業メッセがきっかけとなって商談が成功したり 会場のブースで図面を持って相談に来られることもある」と言います。

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岡谷市新世代経営者研究会

岡谷市の中小企業の経営者が集まってできたNEXT。それぞれの参加企業の特徴を活かして共同で精密なコマを制作しました。同組織のメンバーでもあるダイヤ精機製作所の小口祐司社長は「コマをきっかけに製品の開発のヒントにしたり販路の拡大につながることを期待している」と言います。

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【取材日:2016年10月13日】

企業データ

諏訪圏工業メッセ実行委員会 事務局 NPO諏訪圏ものづくり推進機構
〒392-0023 長野県諏訪市小和田南14-7 TEL:0266-54-2588
http://www.suwamesse.jp