[サイプラススペシャル]432 中央アルプス山麓でウイスキー造り 国際コンテストで高評価

長野県上伊那郡宮田村

本坊酒造株式会社 マルス信州蒸溜所

自然環境に大きく左右されるというウイスキー造り。地元産の原料にもこだわり、中央アルプス・駒ケ岳山麓の冷涼な気候のもと、伏流水で仕込むのがマルス信州蒸溜所です。

取材後記

国際コンテストで高い評価

製造

専門誌の発行元が主催する世界的なウイスキーコンテスト「アイコンズ・オブ・ウイスキー2017」で本坊酒造は世界最優秀の企業に認定されました。ウイスキー業界に多大な貢献を果たしたメーカーなどが表彰されるもので、歴史があることや蒸溜所が2つあることなどが評価されたということです。

製造

こだわりの製法

「自然環境と設備、そして職人が融合することで目指すべきウイスキーが生まれる」とマルス信州蒸溜所の竹平考輝所長は話します。
原料に地元産の大麦も使用したり、寒暖の差が激しく、年間を通じて冷涼な自然環境を生かした熟成などマルスならではの製法にこだわり続けます。

原酒・竹平所長

シングルモルトの安定供給目指す

ウイスキー人気の高まりもあって、工場見学者が増加しているというマルス蒸溜所。最近は明確な目的を持った個人客が増えているといいます。
「作り手の思いがわかっていただける商品に」と語る竹平所長が目指しているのは、原酒だけを使うシングルモルトウイスキーの安定的な供給。自然環境と向き合いながら、目指すべきウイスキー造りを進めています。

工場見学
YES!

【取材日:2017年05月30日】

企業データ

本坊酒造株式会社 マルス信州蒸溜所
〒399-4301 長野県上伊那郡宮田村4752-31 TEL:0265-85-4633
https://www.hombo.co.jp/