ものづくりNAGANO応援懇話会
長野県内の経済界トップや長野県などでつくる「ものづくりNAGANO応援懇話会」(座長・山浦愛幸長野県経営者協会長)が優れたものづくり企業を表彰する「ものづくり大賞NAGANO2018」。
9回目となる今回は、グランプリ1社、大賞3社(グランプリは大賞から選定)などが決定し、10月26日に長野市のビックハットで表彰式が行われました。
また、会場では高度な技術などを長野県が認定する「NAGANOものづくりエクセレンス2018」の認定式も開催されました。
受賞式の直前に同じ会場で開かれた第20回ものづくりNAGANO応援懇話会。審議の結果、大賞3社の中からグランプリに決定したのは高密度コイルを手掛ける小諸市のセルコです。独自の巻線技術で密度を高めたコイルを開発し、その技術力や将来性などが評価されました。
技術力や地域密着、将来性などが評価の対象になる大賞には、自動車部品製造で、地域に根差したものづくりを進めている南信精機製作所(飯島町)と高度な無線技術を産学連携で確立したマリモ電子工業(上田市)が受賞しました。
従業員100人未満の企業を対象に贈られる「きらりと光る技術賞」には、職人による伝統の技を継承している中野市のマルヰ醤油。県内に関連した個人や団体が対象になる「特別賞」には伊那市を拠点にエリア内で「完全地産」に取り組む製造業ご当地お土産プロジェクトがそれぞれ受賞しました。
優れた技術や製品を長野県が認定する「NAGANOものづくりエクセレンス2018」には、今回は合わせて10件が認定されました。認定式で県の太田寛副知事から認定証が授与されました。会場では展示ブースを設置して受賞内容を紹介しました。
半導体検査装置
「常・高・低温切替ハンドラNJ-100 シリーズ」
ナノレベルの鏡面切削加工技術
セラミックス複合機能素材「アースプラス™」
塑性理論に基づいた「KCF工法」による精密せん断や三次元成形技術
高密度コイル
クリームハンダ印刷機TSP-800
自動車向けランプ用ヒートシンク
広帯域無線デバイスの設計技術
有用乳酸菌PP165を使用した醤油「食べるしょうゆシリーズ」
後付け式自動水栓シリーズ
ものづくりNAGANO応援懇話会
http://mono-n.com