[サイプラススペシャル]526 廃校になった小学校で飯綱町特産のりんごがあるものにチェンジ! いったい何が起きる?

長野県飯綱町

北信五岳シードルリー

思い出の校舎で変わるものは?

廃校になった小学校で変わるものは、何と発泡酒のシードルです。
町内の小学校の統合で去年3月に閉校した三水第二小学校、この校舎を利用して新たな特産品を生み出そうと誕生したのが林檎学校醸造所です。

北信五岳シードルリーの代表取締役CEOの小野司さんは「学校が廃校になると聞いて、色々な人が来てもらいやすいというところに目を付けて新事業の場所に学校を選んだ」と話します。
何と職員室と校長室を改装して、醸造に必要な機械を設置しました。

取材後記

りんご生産者も大きな期待!

飯綱町特産のりんごで発泡酒のシードルをつくるという取り組みに、生産者も大きな期待を寄せている。
「学校が廃校として終わってしまうのではなく、こういった形で新しいものを生み出していくのは活気が出て良い」、「ジュースやジャム以外にお酒として新しいジャンルで、りんごの魅力を伝えられるのはすごく良い」と声を弾ませている。

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新しい文化を長野県の北信から発信!

今年2月に醸造がスタートし、5月には初めてのシードルが完成する見込み。
北信五岳シードルリーでは、楽しんで食事をしながらシードルを味わうという文化を長野県の北信地域から発信したいとしていて、代表取締役CEOの小野司さんは「地元の人はもちろん、日本各地の皆さんにシードルを飲んでもらって、さらに世界へ魅力を広げていきたい」と笑顔で語っています。

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醸造所
長野県飯綱町赤塩2489 旧三水第二小学校内1F

【取材日:2019年04月08日】

企業データ

北信五岳シードルリー株式会社
〒389-1204 長野県飯綱町倉井922 TEL:050-5876-2628
http://5gaku.com