[サイプラススペシャル]529 街路灯とは・・・・? 東日本大震災を契機に開発された

長野県長野市

矢木コーポレーション

県内の道路標識、実は・・・・・!

長野市に本社を置く矢木コーポレーション。
道路標識やガードレール、カーブミラーなどの設計・製造・販売をはじめ、
道路の白線など路面標示を手がける企業です。
矢木健一社長は「県内の高速道路、国道、県道、市道の道路標識は、ほとんど当社で製造しています」と語ります。その製造現場に潜入すると、普段は小さく見える道路標識が、何とビックリするほど大きく感じます。そんな矢木コーポレーションで取材を進めると他にもすごいことが・・・・。

取材後記

東日本大震災をきっかけに・・・・

道路標識では圧倒的シェアを誇る矢木コーポレーション。
新たな商品として、外から電力を供給せずに電灯が付き、発電した電気が災害時の電源となる街路灯を開発しました。

この 防災対応型街路灯"TOMORIe(トモリエ)"は、東日本大震災をきっかけに開発された太陽光発電を利用した街路灯で、両面ソーラーを使い、防災や災害などに役立てるものです。

今後を見据え、地域と社会のために・・・・

圧倒的シェアを誇る道路標識、それに東日本大震災を契機に開発された太陽光発電を利用した街路灯・・・。
地域や社会に根差した会社を目指す矢木コーポレーションですが、矢木社長は高齢化社会を見据えて、こんなことを考えています。
「やっぱり皆さんに見えやすいもの、安全安心を求めたものをつくっていくというのが当社の工場、そして何より喜ばれることをやりたいと思っている」

【取材日:2019年4月23日】

企業データ

矢木コーポレーション株式会社
〒381-2203 長野県長野市真島町川合2036 TEL:026-283-7000
http://www.yagicompany.jp/