[サイプラススペシャル]543 常に追求しています! 段ボールの可能性を

長野県長野市

若穂紙器

興味津々!段ボールの世界

長野市の若穂紙器は、段ボールの製造を中心に行うものづくり企業。
段ボールと一言に言っても段ボールの世界は奥が深いようです。
取材を始めようと会社にお邪魔すると、何と段ボールのイスとテーブルで我々取材陣をお・も・て・な・し!「さすが!」の一言です。
若穂紙器の主力は何でしょうか? 星沢裕厚社長にうかがうと・・・・・・。
「小ロット多品種の段ボールの中身や組仕切り、それに底板のようなパッドを主に製作しています。また、小ロットの特殊な形状の段ボールを得意としています」とのこと。このほか、様々なニーズに対応するため、高画質大判プリンターも導入、立体的な段ボール製造にも対応しています。

取材後記

段ボールの家具や畳!?

sec01_1.jpg 若穂紙器では、段ボールの製造以外にも力を入れている取り組みがあるそうです。
それはいったい・・・・? 再び星沢社長に聞きました。
「段ボールを使って色々な家具を作ったり、段ボールの畳を作ったり、みんながアッと驚くような製品を作ってPRしたいと思っています」とのこと。段ボールの家具や畳とは取材スタッフもビックリ!見た目も、段ボールとは思えないほどの出来栄えです。
さらに社長は・・・・。「たまたま会社の工場が手狭になった時に取得した中古の住宅を今、きれいに改装していて、そこで段ボールの展示をしようとしている」と話してくれました。段ボールの会社ならではの取り組みですよね。

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段ボールに今後も期待!

最後に社長にこんな質問を・・・・。「社長にとって段ボール製造とは?」
「正直、私は段ボールに対して、良いイメージを持っていませんでした。
これは裏を返した時に、例えば処分が簡単、軽いといったメリットもある。
そういった良い部分を活かしながら、今後も頑張っていきたい!」
段ボールの新しい世界に今後も期待です。

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【取材日:2019年08月05日】

企業データ

若穂紙器有限会社
〒381-0102 長野県長野市若穂保科2883-1 TEL:026-282-3077
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