[サイプラススペシャル]544 段ボールの家具と畳が・・・・!? 住宅の中に入ると

長野県長野市

若穂紙器

空き家を有効利用!

段ボールの可能性を追求する長野市の若穂紙器、段ボールの製造を中心に行うものづくり企業です。特殊な形状の段ボール加工品の製造を得意としていますが、新たな事業として空き家を活かしたコミュニティスペースを作る取り組みが若手を中心に進められています。
星沢裕厚社長に詳しくうかがうと・・・・・・。
「10年ほど空き家状態になっている住宅があり、大量の不要なもので山のようになっていました。そこで何とかこの建物を活かした場所をつくりたいと考えました・・・」
そして、生まれ変わった住宅をさっそく取材!スタッフが見たものは・・・・。
段ボールでできた家具や畳がたくさん・・・・!?

取材後記

空き家をコミュニティスペースに

生まれ変わった空き家にあったのは、段ボールの家具や畳・・・。
段ボールの家具や畳とは、段ボール製造企業ならでは!

空き家を活かしてコミュニティスペースを作る取り組みについて、ワカホーム事業部
小林智さんにお話をうかがいました。
「ここを多くの皆さんの居場所にしていきたい。ここに来る人は、老若男女誰でも来ていただいて、そこからいろいろな人とのつながりが持てれば良いと思います。
ここに来て安心してもらって、居場所になって、自信までつけばそれは最高だなと思っています。地域に寄り添いながら歩んでいければと考えています」

若手のアイディアに期待!

最後に、星沢社長にもこの取り組みについて聞きました。
「人が集まって来て、笑顔が絶えない場所にしたい。心や体が健康になっていくところをベースにしながらも、新しい人が集まる中で生み出されるものをひとつにつなげていきたい!」
若穂紙器では、若手のアイディアが積極的に活かされています。
若手の新たな取り組みと段ボールの未来に期待が寄せられています。

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【取材日:2018年08月05日】

企業データ

若穂紙器有限会社
〒381-0102 長野県長野市若穂保科2883-1 TEL:026-282-3077
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