長野県長野市
長野工業高等専門学校
小規模を逆手に・・・
長野市の長野高専・酒井研究室では、水害のシミュレーションや、長野市内の湿地の水質調査などを行っています。酒井美月准教授にお話を聞きました。
「高専は規模が大学よりも少し小さい。それを逆手にとって、学科横断的であるとか、研究室同士が協働して仕事をするということが出来ている」
調査に使っている水位計は、マイクロコンピュータをテーマとする他の学科の研究室と連携して作られました。
芦田和毅准教授は「酒井先生が水位を計りたいというテーマで、希望もあったので、マイコンを使って水位を計るという研究テーマで今、やっています」
酒井研究室では、海外での調査も行っています。
三ッ井梓紗さんは「カンボジアの下水と河川水を採取して、分析しました。近年のカンボジアは、急速な経済発展などによって環境負荷が増大していると考えられるため、どのような物質が河川水や下水に含まれているのかを調べるために、現地の環境省と協力して、分析を行いました」
最後に酒井准教授に聞きました。
「我々の分野で仕事にしているのは非常に身近なものなので、隣の町の川とか、長野市内にある湿地の再生活用などに、自分が携わっているという気持ちを持ったり、興味を持ってしてくれるというのが非常に嬉しいと思います」
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