[サイプラススペシャル]607 紙袋製造と新たなチャレンジも・・・ 社名のマタイは麻で出来た袋

長野県佐久市

鈴与マタイ

衛生環境にこだわり・・・

佐久市の鈴与マタイは、紙袋製造をしています。そのほか、金属部品の委託販売や、環境エネルギー事業など、常に新しいことに挑戦しています。去年秋に、紙袋を製造する新工場ができました。
宮下淳一社長にお話をうかがいました。
「この工場をつくる時に徹底的にこだわったのが、衛生環境です。お客様が、ものを入れるために使う袋ですから、特に食品業界などのお客様は、異物混入は、やはり本当に嫌われます。なので、そういったことがないような徹底的な衛生環境を、まずこの工場でつくりました」

マイクロピンホール・・・

手作業でポリ袋を差し込む工程は、専用の部屋で行われます。靴を履き替えるなど、さらに徹底した衛生管理がされています。工場には最新の機械が導入され、高機能な製品も作れるようになりました。
マイクロピンホールという細かい穴が空いた袋について、宮下社長に聞きました。
「多くのお客様が粉ものを入れます。空気と一緒に送り込みますから、最初、ものすごく膨らんでしまいます。そうすると製品を封入するのに時間もかかってしまいますが、空気が抜けるので充填をするのに時間がかからない。それと積載効率が良くなります」

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お客様のお役に立ちたい・・・

今後について、宮下社長は「長野県の東信地区では、鈴与グループの拠点はわたくしどもだけになるので、鈴与マタイの今まで扱ってきた商材だけではなく、グループのいろいろな商材やサービスも、この地域で取り扱うようにして、お客様のお役に立っていきたいと考えています」と話しています。

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【取材日:2020年11月27日】

企業データ

鈴与マタイ株式会社
〒385-0051 長野県佐久市中込1-10-1 TEL:0267-62-1111
http://www.newest.ne.jp/