[サイプラススペシャル]661 優れた量産性を実現 先進のプレス機を使用・・・

長野県岡谷市

大和製作所

強みは・・・

創立昭和20年の岡谷市の大和製作所は、1963年に導入した冷間鍛造用縦型プレス機により、現在のものづくりが始まりました。 その後、多段式横型プレス機・「フォーマー」を導入、さらに生産性を向上させています。
片倉克昭社長に伺いました。「素材の成型からプレスまで一貫して社内で加工が出来るのが強みだと思っています。また、切削機械や研磨機会を取りそろえているので、冷間鍛造で出しえないスペックを切削や研磨で補完して製品を仕上げることが可能です。」

選択肢が自由・・・

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つづけて片倉社長は、「フォーマーは、一回の成型の中で、5段階のプレスが一気にできます。その繰り返しで、1分間に60個~100個の製品を作ることが可能な機械です。フォーマーで出しえないところを、縦型プレスで補完したり、フォーマーで一貫でできるのは、フォーマーで一発でやってしまったりと、選択肢が自由にできやすいということがあります。」と話していました。

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EV参入に向けて・・・

片倉社長に、今後の抱負について伺いました。「今、自動車会社各社ともEVに向けてシフトしていく傾向があるので、エンジンやミッション以外の部品以外もやってはいるのですが、もう少し拡大していきたいと思います。それから、新しいEVの部品にも参入できたらいいかなと思っています。」

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【取材日:2021年2月4日】

企業データ

株式会社大和製作所
〒394-0048  長野県岡谷市川岸上1-2-1 TEL0266-22-7771
http://www.yamato-seisakusyo.jp/