長野県中川村
米澤酒造
昔ながらの“酒槽搾り”
伊那谷のほぼ中央、天竜川の東にある米澤酒造。明治40年、中川村に創業しました。ここでは、昔ながらの“酒槽(さかぶね)搾り”が行われています。
杜氏の坂口竣弥さんにお話を伺いました。「昔ながらの方法ですが、実はかなり衛生的です。一枚一枚袋に入れて積み上げていきますので、熟練がいります。」と話しており、専務取締役の松下一成さんは、「(酒槽搾りの酒は)柔らかくて優しい酒質のお酒ができるのが特徴です。」と話していました。
2018年に入社したニュージランド出身のナイジェル・ヘイさんは、日本酒について、「おいしいですね、本当に。最初に飲んだ時にはあまり好きではありませんでした。でも、フルーティーな酒を初めて飲んだ時に、すごく感動しました。」
また、業務については、「英語を喋れるので、海外営業をやっています。小さな酒蔵なので、色々な事をやります。毎日忙しいです。」と話していました。
杜氏の坂口さんは、「全員が気持ちよく仕事できるような心配り、そこは常に心がけています。」
またナイジェルさんは「皆さん、優しくて感動しました。」と話しており、専務取締役の松下さんは「ここの会社に勤めてよかったと思ってもらえるような、待遇面でも反映できたらと思います。」と話していました。
そして最後に、坂口さんは「気候の変化とか田んぼの違いとかそう言ったところに対応して、一歩進んだ酒造りができるのかなと思います。」と語っていました。
米澤酒造株式会社
〒399-3801 長野県上伊那郡中川村大草4182-1 TEL:0265-88-3012
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