長くやってきたこと...それがこだわり

続けて増田社長は「丸物（丸い棒を旋盤加工した製品）の切削部品を作っています。他にも、それに関連した研磨加工を一貫してやっている会社です。それらの製造を、５６年間、作り続けてきましたので、他のものに手を出したりしないように、ずっと（同じものを）作り続けているのがこだわりです。」

機械の活用...そしてこれから

工場には、同じ機械が複数台並んでいます。それについて、増田社長は「一台しかないと、(故障等があった時に)その品物を作れなくなってしまいます。一方、（例えば）５台の同じ機械がそろっていれば、やりくりをして、その1台分は、何とかカバーすることができます。機械の日進月歩、機械が良くなれば、技術も上がっていきます。若手社員でも、年配者でも、似たような仕事ができるのが、良いところです。」

また今後については「EV化になると、ミッションがなくなり、徐々に減っていく予想はついていますが、その上で、他社が撤退していったら、自社がやっていける、そのような態勢を作っていきたいと思っています。」と話していました。