[サイプラススペシャル]694 変わらぬ味を守り続ける 昔ながらの製造方法にこだわり

長野県諏訪市

原田商店

地の物にこだわった名産品

諏訪市の原田商店は、明治の創業以来、花九曜印(はなくようじるし)の地の物にこだわった信州の名産品を作っています。その種類は、かりん、蜂の子、いなごをはじめ、様々なジャムや缶詰など多岐にわたります。
代表取締役社長の原田俊さんにお話を伺いました。
「135年以上続く企業として、創業当時から守り続けたものは、原材料にこだわることです。できるだけ長野県産を、最低でも国産のものを使い、極力品質の良いものをお届けしています。そして、もう1点は、添加物を使わないことです。創業当時から、原材料と添加物に関しては、こだわりを持って作っています。」と話していました。

自分にできることを

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原田社長が5代目から引き継いだのは、コロナが始まった年、先行きに不安を感じていたことは否めませんでした。原田社長は「歴史のある企業なので、責任もありますし、何か残してやっていかなくてはとの意識が芽生え、自分にできることをとにかくやっていこうと思いました。例えば、ホームページでのオンライン販売で、6,000円以上は送料無料にしたり、ギフトボックスを販売したりするなど、オンラインを中心に力を入れてきました。」

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海外への展開も進めて

これからについて原田社長は「現在は、日本だけでなく、海外への展開も少しずつ進めています。一つ一つの商品をしっかりとお客様に知ってもらい届けることに、さらに力を入れてやっていきたいと思います。」と話していました。

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【取材日:2022年09月22日】

企業データ

株式会社原田商店
〒392-0131  長野県諏訪市湖南3820-1 TEL:0266-58-2525
https://haradashouten.com/