長野県など雪国の大きな課題が「融雪対策」。コンクリートに電熱線やヒートポンプを埋設すると、設置費用とともに多額のランニングコストがかかるのが難点だ。
この課題を解決する融雪コンクリート「雪けしくん」を開発したのが、中野市の武田設備。あることをきっかけに黒鉛をコンクリートに混ぜることで融雪効果が高まることを発見。改良を重ねて特許を取得するまでの独自技術となった。
現在は歩道や通路の敷設に止まっているが、信州大学工学部とネクスコ東日本との共同開発によって車道への活用も目指している。創業時から様々な変遷を経てきた武田陽介社長は「国内だけでなく海外の同じ悩みを持つ地域の課題も解決したい」と今後の更なる事業拡大を見据えている。
取材日:2026年05月14日

