明日を造れ!ものづくりナガノ

「明日を造れ!ものづくりナガノ」とは?

製糸の時代に源を発する長野県のものづくりは、今も県内の産業の根幹を成しています。そして多くの企業がその高い技術力や開発力を武器に、国内のみならず海外にも活躍の場を広げています。そんな県内のものづくり企業に改めてスポットライトを当て、実力をご紹介するのがこの番組です。

vol.193
2024年11月23日放送

ものづくりリーダーズトーク~長野日本無線株式会社 窪田昌治 社長

ものづくり大賞NAGANO2024でグランプリを受賞した長野市の長野日本無線株式会社を特集。受賞の決め手となったのが、ワイヤーハーネスを自働ではんだ付けしてくれる装置の開発。 ワイヤーハーネスは、モーターやスピーカーなどの電子部品に必ずついているパーツだが、柔軟物であるため固定化が難しく、はんだ付けは難作業。しかもはんだ付けは、企業の中で認定作業者しかできないため、自働化されると助かる企業も多い。営業活動の中でこうした声をキャッチし、開発に着手した。
スタジオで古畑アナウンサーがどのくらいワイヤーハーネスのはんだ付けが難作業なのか挑戦してみる。この他、人手不足の解消などに向け社内で開発した自働化装置も拝見。 スタジオ出演は窪田昌治社長。

出演者 プロフィール

小澤吉則コメンテーター
小澤吉則氏
(おざわよしのり)
長野経済研究所 理事・調査部長。
1985年 八十二銀行入行
2018年 長野経済研究所に転籍
長野県を中心とした経済調査、地域振興を専門。
著書として『創生長野経済』(長野経済研究所共著)、『危機を生き抜く企業力』(同)等。
長野県中小企業振興審議会会長、長野県中小企業新興センター運営委員などの公職のほか毎月第1火曜日SBC「ラジオJ」に出演。

次回予告

2024年12月22日放送予定
第百九十四回

バックナンバー

2024年11月 3日放送
第百九十二回 ものづくりリーダーズトーク~公立諏訪東京理科大学 濱田州博 学長
「地域に開かれた大学」を理念としている公立諏訪東京理科大学の産学連携を特集する。ゲストは濱田州博学長。
様々な材料を使って安全で環境に配慮した蓄電池や燃料電池を地元企業と共同で開発する研究室を紹介する。また、大学では10月に岡谷市で開催された諏訪圏工業メッセに、産学連携のブースを出展。国の委託研究として企業などと連携し3Dテレビの実現可能性を探る研究室の出展の模様も取り上げる。
2024年9月21日放送
第百九十一回 ものづくりリーダーズトーク~株式会社竹村製作所 竹村勝年 社長
冬に水道が凍らない、破裂しない仕組み「不凍水抜栓」や「不凍水栓柱」、いわゆる『不凍栓』を製造販売する長野市の竹村製作所を特集する。
工場内では、長いステンレス製のパイプから「内筒管」と呼ばれる配管を切り出し、中に水抜きに必要な部品を取り付けた「ロッド棒」と呼ばれる装置を挿入して、簡単に水が抜ける仕組みを作り上げる工程を拝見。
スタジオには4月に社長に就任したばかりという竹村勝年社長が登場し、ハンドルを回すだけであっという間に、水が抜けていく様子を実演する。
2024年8月17日放送
第百九十回 ものづくりリーダーズトーク~株式会社伸光製作所 下地匠 社長
我々の生活に欠かせない電気製品にほぼ100%使われているプリント基板。まさに電気製品の'心臓部'を作る 伸光製作所を紹介。
競合他社がひしめく業界の中で、売り上げが伸びている秘密は、高い技術力・設備に加えて、徹底した検査体制により信頼性を高めていくことにあった。さらに、社員のモチベーションアップ戦略やユニークな地域貢献活動にも注目。
スタジオ出演は下地匠社長。

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