明日を造れ!ものづくりナガノ

「明日を造れ!ものづくりナガノ」とは?

製糸の時代に源を発する長野県のものづくりは、今も県内の産業の根幹を成しています。そして多くの企業がその高い技術力や開発力を武器に、国内のみならず海外にも活躍の場を広げています。そんな県内のものづくり企業に改めてスポットライトを当て、実力をご紹介するのがこの番組です。

vol.151
2021年5月31日放送

ものづくりリーダーズトーク~ 長野精工金属株式会社 矢島哲男社長

「ものづくりの力が農業を変える?! 長野精工金属株式会社」

茅野市の長野精工金属(株)を特集。約40年前に設立され、本業は金属部品の設計や開発だ。工場を持たない「ファブレス」企業だが、自前の技術と他社とのネットワークを生かして新しい製品を世に送り出している。また同社のものづくりは金属関係にとどまらず、コロナ禍で注目される「次亜塩素酸水」の生成装置も20年以上前から手がけ、病院や介護施設のほか、カット野菜や牛乳ビンの洗浄などの食品関連でも需要が高いという。低コストで安定的な供給を可能にした生成装置は県の「信州ベンチャー開発認定品」となっている。さらに、近年は野菜の根や葉といった未利用の植物から「色差分解」という特殊な方法で有効成分を抽出する装置を開発。できた溶液は農作物の生育を促すことなどが期待され、実証試験中だ。スタジオに矢島哲男社長を迎え、「長野発」の新しいものづくりに挑戦し続ける思いを聞いた。

出演者 プロフィール

小澤吉則コメンテーター
小澤吉則氏
(おざわよしのり)
長野経済研究所 理事・調査部長。
1985年 八十二銀行入行
2018年 長野経済研究所に転籍
長野県を中心とした経済調査、地域振興を専門。
著書として『創生長野経済』(長野経済研究所共著)、『危機を生き抜く企業力』(同)等。
長野県中小企業振興審議会会長、長野県中小企業新興センター運営委員などの公職のほか毎月第1火曜日SBC「ラジオJ」に出演。

次回予告

6月27日(日)午後3時30分~放送予定
第百五十二回

バックナンバー

2021年4月24日放送
第百五十回 ものづくりリーダーズトーク~ 長野県工科短期大学校 岡本正行校長
上田市の長野県工科短期大学校を特集。
機械システム・システム制御・情報エレクトロニクス・知能情報システムの4学科があり、各学科定員20人の少人数制。授業料は国立大学の約7割。授業のほぼ半分は実験実習に充てていて、就職率は毎年ほぼ100%。就職後は即戦力となっているという、未来の『ものづくり人』を育成する学校だ。CAD・CAM・CAEなど、ものづくり企業で取り入れられているコンピューターツールの実践授業や、「ロボットランサー」や「エコランカー」作りなど、楽しく最先端技術を学ぶことができるという活動を紹介する。スタジオには、岡本正行校長を迎える。
2021年3月28日放送
第百四十九回 ものづくりリーダーズトーク~ ミヤサカ工業 宮坂義政会長
茅野市のミヤサカ工業を特集。
自動車のエンジンや変速機に使用する小さな円筒形の部品を磨く「センターレス研磨加工」をメインとする企業。技術や研磨能力は、国内トップクラスだという。最近、「コッくんR」シリーズという自社開発商品の製造販売が伸びている。中でも、高性能のフィルターを使い、川や湖の水などどんな水も真水にしてしまう浄水器「コッくんR飲めるゾウ」や、服薬事故を無くすための支援ロボ「コッくんRお薬よ~」が人気商品。
その開発者でもある宮坂義政会長がスタジオに登場、実際にコーヒーを浄水器で真水にし、試飲する。
2021年2月27日放送
第百四十八回 ものづくりリーダーズトーク~ 南信州菓子工房 木下裕亮社長
ドライフルーツメーカー・阿智村の南信州菓子工房を特集。
原料の果物はほぼ国産。旬の時期に農家を回り、1年分を集め、丸のまま急速冷凍して保管している。「人の手に勝るものはない」をモットーに、リンゴを一口大にカットする作業や、輪切りにしたレモンの種取り作業などは全て従業員の手作業で行っている。味付けの要・蜜はオリジナルで、真空の釜を使い、じっくり果物を漬け込む。これまで蜜は、産業廃棄物として処分していたが、フードロス削減を考え、寒天ゼリーに生まれ変わらせた。
スタジオには、木下裕亮社長が登場。環境に配慮した工場運営などを語る。

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