明日を造れ!ものづくりナガノ

「明日を造れ!ものづくりナガノ」とは?

製糸の時代に源を発する長野県のものづくりは、今も県内の産業の根幹を成しています。そして多くの企業がその高い技術力や開発力を武器に、国内のみならず海外にも活躍の場を広げています。そんな県内のものづくり企業に改めてスポットライトを当て、実力をご紹介するのがこの番組です。

vol.165
2022年7月24日放送

ものづくりリーダーズトーク~株式会社ヤッホーブルーイング  井手直行 社長

1997年創業のクラフトビールメーカー、ヤッホーブルーイングを特集。佐久市に醸造所、御代田町にオフィスを構える。コロナ禍の巣ごもり需要を捉えて昨年も大きく売り上げを伸ばし、19年連続の増収を達成した。「よなよなエール」をはじめとする同社のビールは「エールビール」と呼ばれるタイプで、豊かな香りと味わいが特徴。さらにホップや酵母などの原料の組み合わせでバラエティーに富んだ製品を開発している。
番組では製造過程のほか新製品の開発現場も取材、個性的な味と香りを生み出す苦労や喜びに迫った。このほか、コアな購買者である「ファン」とのオンラインイベントの様子も紹介する。
スタジオゲストは井手直行社長。小規模なビールメーカーならではの戦略や、好業績を支えるユニークな組織づくりなどを語る。

出演者 プロフィール

小澤吉則コメンテーター
小澤吉則氏
(おざわよしのり)
長野経済研究所 理事・調査部長。
1985年 八十二銀行入行
2018年 長野経済研究所に転籍
長野県を中心とした経済調査、地域振興を専門。
著書として『創生長野経済』(長野経済研究所共著)、『危機を生き抜く企業力』(同)等。
長野県中小企業振興審議会会長、長野県中小企業新興センター運営委員などの公職のほか毎月第1火曜日SBC「ラジオJ」に出演。

次回予告

2022年8月28日(日)午後4時半~放送予定
第百六十六回

バックナンバー

2022年6月28日放送
第百六十四回 ものづくりリーダーズトーク~株式会社マシンエンジニアリング 伊藤忠治 相談役
マシンエンジニアリング(南箕輪村)を特集。ファクトリーオートメーションと呼ばれる、工業製品の組立や検査を自動で行う装置やそのパーツ(デバイス)の製造・販売を手掛ける。工業製品は分解すれば部品構成はわかるが、それをどのように組み立てるかは企業独自のノウハウだという。このため自動化装置はオーダーメイドとなり、開発は常に「無から有を生み出す」仕事となる。同社が目指すのは、顧客の漠然としたイメージを形にするだけでなく、感動を与えるレベルにまで完成度を高めたシステムの提供だ。かつては人手の代わりだった自動化装置も、微細な電子部品の配置など、機械ならではの精密で高速な仕事をするものへと進化している。
15年間社長を務め、このほど相談役に就いた伊藤忠治さんは「品質とコスト、納期を確実にする自動化が企業の国際的な競争力を高める」と語る。
2022年5月30日放送
第百六十三回 ものづくりリーダーズトーク~株式会社 ユタカ 原田耕作常務
「Crown」のブランドで知られる、ガス制御機器の(株)ユタカを特集。一般的にガスボンベは、その体積の約150倍もの気体が圧縮され、高圧になっているため、使用には減圧が必要だ。ユタカが手掛けるのはボンベに装着する圧力調整器や流量計で、溶接向けの製品ではトップシェアを確保している。近年は半導体製造向けが好調。半導体関連は「300年に1cc」のガス漏れも許されない厳しい品質管理が求められるが、この分野でも同社は世界で2位のシェアを持つ。ユタカは平成2年に松本工場の稼働を開始、部品加工から組立、検査まで一貫生産している。一貫生産のメリットについて原田耕作常務は「安定した品質の製品を継続して生産でき、製品の改良でも臨機応変な対応が可能」と語る。番組では医療関係者の声を受けて開発した新しい製品も紹介する。
2022年4月23日放送
第百六十二回 ものづくりリーダーズトーク~ クロダ精機株式会社 佐々木俊一社長
新しいものづくりには欠かせない試作。試作向けの精密部品を専門にする豊丘村のクロダ精機(株)を特集する。 量産部品と異なり、日々新しい製品を作り上げる同社。顧客から送られてくる試作部品の立体図面から展開図を作成、材料を切断して加工する。多品種少量生産とあって手作業のウエイトが大きく、手動式のプレス機を使って紙のように薄い金属板を数ミリ単位で加工、精密な部品を作り上げる。年間350日工場を稼働させ、短納期を実現していることからキャッチフレーズは「コンビニ工場」。 試作部品は計画が立てにくく、急な依頼が多いという。機材や人、材料に常に余裕を持ち、突発的な仕事にも臨機応変に対応することが次の受注にもつながると佐々木俊一社長は語る。

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