明日を造れ!ものづくりナガノ

「明日を造れ!ものづくりナガノ」とは?

製糸の時代に源を発する長野県のものづくりは、今も県内の産業の根幹を成しています。そして多くの企業がその高い技術力や開発力を武器に、国内のみならず海外にも活躍の場を広げています。そんな県内のものづくり企業に改めてスポットライトを当て、実力をご紹介するのがこの番組です。

vol.155
2021年9月18日放送

ものづくりリーダーズトーク~エムケーカシヤマ株式会社 樫山剛士社長

車のブレーキに欠かせない「ブレーキパッド」と「ブレーキシュー」を製造する佐久市のエムケーカシヤマ株式会社を特集。工場では、粉をブレンドして摩擦材を作り、仮成形機で金属部分と合体させ、熱成形機で焼き固めるというブレーキパッドの製造工程を見学。アフターマーケット市場を狙い、日本で走る自動車のブレーキパッドは、ほぼ製造していて、多品種小ロット生産に対応できることが、企業の強み。ブレーキパッドを作る装置も自社製造しており、企業は"車を止めるプロフェッショナル"。 スタジオには樫山剛士社長を迎える。

出演者 プロフィール

小澤吉則コメンテーター
小澤吉則氏
(おざわよしのり)
長野経済研究所 理事・調査部長。
1985年 八十二銀行入行
2018年 長野経済研究所に転籍
長野県を中心とした経済調査、地域振興を専門。
著書として『創生長野経済』(長野経済研究所共著)、『危機を生き抜く企業力』(同)等。
長野県中小企業振興審議会会長、長野県中小企業新興センター運営委員などの公職のほか毎月第1火曜日SBC「ラジオJ」に出演。

次回予告

2021年10月30日(土)ごご3時30分~放送予定
第百五十六回

バックナンバー

2021年8月29日放送
第百五十四回 ものづくりリーダーズトーク~株式会社沢屋 古越道夫社長
軽井沢の人気のジャム屋さん・沢屋を特集。こだわりはとにかく「旬」。7~8月にかけてのジャムづくりはブル―ベリーが主。佐久・小諸地区の契約農家から毎朝届くブルーベリーを洗浄後、煮ていく。使うのは果物と国産のグラニュー糖のみ。お盆頃からは、小諸市三岡の極上の桃を使った白桃ジャムづくりも始まる。人気ベスト3は、果肉しっかり、つぶつぶ感が目に見えるストロベリージャム、ブルーベリージャム、国産ネーブル種を使ったオレンジママレード。他にも、トマトやトウモロコシを使った変化球ジャムもあり、その数60種類!手掛けるレストランも紹介。スタジオには、古越道夫社長を迎える。
2021年7月25日放送
第百五十三回 ものづくりリーダーズトーク~太陽工業 小平直史社長
諏訪市の太陽工業(株)を特集。1952年に創業、金型の設計、製造からプレス加工による金属部品の量産まで一貫して手がける。1970年代後半にウォークマン向けヘッドフォンのパーツを製造したことをきっかけに、オーディオ、ゲーム機など電機関係の金属部品が製品の多くを占めるようになり、ソニー製品で培った技術と信用が他の大手企業との取引にもつながったという。現在は自動車関連が6割を占め、あるハイブリッド車には70点以上の部品を供給している。太陽工業のシンボルともいえるのが地下工場で、金属が伸縮しないよう、室温をほぼ一定に保った環境下で1000分の1ミリ(1ミクロン)の精度を追求する金型製造を行う。
番組では精密プレス加工の現場や、ある自動車部品の開発秘話を紹介するほか、小平直史社長が「安全のために一つの不良品も許されない」という、自動車業界ならではの厳しさを語る。
2021年6月27日放送
第百五十二回 ものづくりリーダーズトーク~仙醸 黒河内貴社長
~挑戦を続ける老舗酒蔵 仙醸~

伊那市高遠町の(株)仙醸を特集。創業は幕末の1866年、今年で155年となる老舗だ。仙醸は1970年代から80年代初めにかけて、近代的な酒造りや蔵人の負担軽減をねらいに、大規模な設備と機械を導入した。 しかしそのころから国内の日本酒消費量は減少、さらに消費者の嗜好も大量生産型の酒から吟醸酒など高級な酒へと移り変わっていく。そうした時代の変化に対応しながら、現在は手作りの麹室を復活させるなど蔵の個性を出す酒造りに力を入れ、海外のコンクールでも受賞するなど評価を得ている。 また、同社の特色は通年で取り組むどぶろく製造。通常、日本酒の仕込みは冬行うが、温度管理などの工夫で夏季の製造を可能にした。さらに焼酎の技術を応用し、ジンの製造にも挑戦中だ。 日本酒から甘酒、どぶろくなど、商品展開を多様化させている背景には、コメの消費が減少する中、時代に合った米由来の発酵食品を造ることで、日本の発酵食文化や米作りを未来につなげていきたいとの思いがあると、6代目の黒河内貴社長は語る。

もっと見る