明日を造れ!ものづくりナガノ

「明日を造れ!ものづくりナガノ」とは?

製糸の時代に源を発する長野県のものづくりは、今も県内の産業の根幹を成しています。そして多くの企業がその高い技術力や開発力を武器に、国内のみならず海外にも活躍の場を広げています。そんな県内のものづくり企業に改めてスポットライトを当て、実力をご紹介するのがこの番組です。

vol.197
2025年3月17日放送

ものづくりリーダーズトーク~岡谷精密工業株式会社 丸山勝大 社長

ものづくり大賞NAGANO2024でエクセレンス企業に認定された岡谷市の岡谷精密工業株式会社を特集。工場には大小合わせて55台の金属プレス加工機があり、幅0.5㎜暑さ0.1㎜という極小サイズの部品をはじめ、様々な超精密加工部品を1日に約100万個製造している。「曲げ」や「絞り」などのプレス技術があり、加工機を通ると、ステンレスなどの1枚の板材が製品となって出てくる。また、3Dプリンターを駆使した加工にも力を入れていて、古畑アナウンサーが3Dプリントされる様子も拝見する。
スタジオには丸山勝大社長が登場。

出演者 プロフィール

小澤吉則コメンテーター
小澤吉則氏
(おざわよしのり)
長野経済研究所 理事・調査部長。
1985年 八十二銀行入行
2018年 長野経済研究所に転籍
長野県を中心とした経済調査、地域振興を専門。
著書として『創生長野経済』(長野経済研究所共著)、『危機を生き抜く企業力』(同)等。
長野県中小企業振興審議会会長、長野県中小企業新興センター運営委員などの公職のほか毎月第1火曜日SBC「ラジオJ」に出演。

次回予告

2025年4月13日放送予定
第百九十八回

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2025年2月16日放送
第百九十六回 ものづくりリーダーズトーク~株式会社SORENA 伊藤優里 社長
国内で初という、りんごの「残さ」を活用した製品を開発したSORENAを特集する。
シードルやジュースを搾った後に残る、いわゆる「残さ」を粉末状にしウレタンなどと混ぜることで誕生した「りんごレザー」。バッグや財布などの製品や、イスの生地に使われている。さらに、りんご残さの粉末を内山紙に混ぜて紙を作るなど、活用方法は広がりを見せている。フードロス問題の活路になり得る「りんごレザー」その製造工程や生まれたきっかけなどに迫る。
2025年1月19日放送
第百九十五回 ものづくりリーダーズトーク~株式会社タジマ 田島佳典 社長
長野県のものづくりを応援する「ものづくり大賞NAGANO2024」で大賞を受賞した半導体製造装置部品メーカー「タジマ」(本社・上田市)を特集する。ゲストは田島佳典社長。同社の誇る切削加工技術は、アルミニウムなど精度の出しづらい素材を誤差100分の1ミリの精度で加工できる高い技術を持つ。また、高精度の加工技術を活かし、難加工材を使った航空機部品も製造している。社員の高度人材化を目指して完全自動化の工場も稼働している。
2024年12月24日放送
第百九十四回 ものづくりリーダーズトーク~日本電熱株式会社 勝野康弘 社長
ものづくり大賞NAGANO2024で大賞に輝いた安曇野市の日本電熱株式会社を特集。
「熱とその制御の専門家」と謳う日本電熱は、産業用のヒーターを製造。熱を生み出す中心には、主にニッケルクロム線から作られる「発熱線」があるが、その多くを職人が1本1本手作業で製造している。「発熱線」を組み込んだ製品の中でも、最近力を入れているのが、電気式簡易貫流ボイラー・エコフット。ボイラー技士や自主点検の必要がなく、電気式のため脱炭素にも貢献している小型のボイラーだ。ボイラーが作り出す水蒸気は、威力が強く、油性ペンで書いた文字があっという間に、消えてしまう。
また、日本電熱では、若手社員の活躍も目覚ましく、ここ5年で女性社員の数も倍増しているという。人材不足対策などについて、スタジオで勝野康弘社社長に聞く。

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