

製糸の時代に源を発する長野県のものづくりは、今も県内の産業の根幹を成しています。そして多くの企業がその高い技術力や開発力を武器に、国内のみならず海外にも活躍の場を広げています。そんな県内のものづくり企業に改めてスポットライトを当て、実力をご紹介するのがこの番組です。
vol.199 | 2025年5月24日放送 ものづくりリーダーズトーク~信菱電機株式会社 川手元裕 専務 |
飯田市の家電製品メーカー信菱電機を特集する。ゲストは川手元裕専務。同市での創業当初から「部品加工から完成品組み立てまで」一貫生産に取り組む。働き手の不足に伴い製造ラインや倉庫の自動化を進めることで生産性も向上している現場を紹介。また地域貢献にも取り組み地元の子どもたちの見学受け入れや小学生とのものづくりプロジェクトにも取り組む。スタジオでは子どもたちのアイディアを元に作った装置も披露・実演する。
出演者 プロフィール
 | コメンテーター 小澤吉則氏 (おざわよしのり) |
長野経済研究所 理事・調査部長。
1985年 八十二銀行入行
2018年 長野経済研究所に転籍
長野県を中心とした経済調査、地域振興を専門。
著書として『創生長野経済』(長野経済研究所共著)、『危機を生き抜く企業力』(同)等。
長野県中小企業振興審議会会長、長野県中小企業新興センター運営委員などの公職のほか毎月第1火曜日SBC「ラジオJ」に出演。 |
次回予告
バックナンバー

2025年4月13日放送
半導体リレーの製造からスタートし、電子基板の製造やオリジナルのLED照明を開発から一貫生産するマイクロコントロールシステムズを特集。10年以上も前にアイデアが浮かんだ燃料電池の排ガスから高純度の窒素を取り出す技術に注目。世界初の発明が実用化に向け最終段階を迎えた。

2025年3月17日放送
ものづくり大賞NAGANO2024でエクセレンス企業に認定された岡谷市の岡谷精密工業株式会社を特集。工場には大小合わせて55台の金属プレス加工機があり、幅0.5㎜暑さ0.1㎜という極小サイズの部品をはじめ、様々な超精密加工部品を1日に約100万個製造している。「曲げ」や「絞り」などのプレス技術があり、加工機を通ると、ステンレスなどの1枚の板材が製品となって出てくる。また、3Dプリンターを駆使した加工にも力を入れていて、古畑アナウンサーが3Dプリントされる様子も拝見する。
スタジオには丸山勝大社長が登場。

2025年2月16日放送
国内で初という、りんごの「残さ」を活用した製品を開発したSORENAを特集する。
シードルやジュースを搾った後に残る、いわゆる「残さ」を粉末状にしウレタンなどと混ぜることで誕生した「りんごレザー」。バッグや財布などの製品や、イスの生地に使われている。さらに、りんご残さの粉末を内山紙に混ぜて紙を作るなど、活用方法は広がりを見せている。フードロス問題の活路になり得る「りんごレザー」その製造工程や生まれたきっかけなどに迫る。
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