長野県北部の山間地域を中心に伝わってきた、信州の郷土食「おやき」。地域の旬の野菜などで作った具材を粉物の皮で包んで焼いた素朴な味わいは、現在ではお土産としても人気だ。
この郷土食の永続と地域の雇用を両立させる目的で40年前に誕生したのが、おやきを中心に食品加工を手掛ける小川村の「小川の庄」。具材を皮で包む工程は、ベテランのスタッフが手作業でおこなっている。定年制度を設けず生涯雇用を目指す現場で、高齢者が生き生きと働く姿は印象的だ。「具材の原料も出来るだけ地元産のものを使って地域の食文化を守っていきたい」と語る社長の権田公隆さん。
幼少期に育った村内にある実家は、現在直営店として県内外から訪れるお客さんで賑わっている。
取材日:2026年07月23日

