「M-STYLE HOUSE」を展開
10年前から本格的に住宅部門の強化に乗り出した松代建設工業。3年前から自社の頭文字のMを付けた「M-STYLE HOUSE」を展開している。M-STYLE HOUSEの責任者は、自身が建築設計士でもある副社長の酒井良子さん。「完成してお施主さんにお引渡しする際に感謝の言葉をいただくのが何よりも嬉しい」という。
様々な施主の要望に対応
M-STYLE HOUSEの特徴は、施主さんの要望に最適な住まいを提供すること。建築する現場の気候風土や環境に適用することと、敷地の広さやライフスタイルに応じたオリジナルの住宅を、施主さんとのコミュニケーションを通じて作り上げていく。まさに「オーダーメイド」感覚の住宅だ。

耐震性に優れた「SE構法」
採用している構法の中で最も特徴的なのが、「SE構法」と呼ばれる技術。一定の強度が保たれた集成材をSE金物でつなぎ合わせることで、従来の木造住宅より格段に強度を増した構法だ。強度が増すことで立てる柱の数が少なくなり、広い間取りを可能にするとともに、全棟構造計算をし安心で安全のもと「長く住み続けられる家」を実現した。

省エネ性能も両立
強度を高めることで地震などの災害に強くなるだけでなく、全棟温熱計算をし高い省エネ性能も実現した。広い間取りによって家全体を一定の温度に保つことが出来るほか、大開口に吹き抜けを設けることで夏は風通し良く冬は太陽光を多く採り入れるパッシブデザインにより夏涼しく冬暖かい住まいを可能とした。

施主さんとのつながりを大切に
「お引渡しをした後も施主さんとのつながりを大切にしています」という酒井副社長の言葉に象徴されるように、自社の建築した住宅に住むご家族との付き合いを大切にしているM-STYLE HOUSE。毎年コンスタントに施工を続け、その後もイベントなどを通じて施主さん同士のネットワークも広がっているという。本体の松代建設工業が長年蓄積してきたノウハウも生かすことで、より信頼性の高い住宅建築を今後も目指していく。
