長野県長野市
信州大学工学部土木工学科
中屋 眞司教授
地下水となるまで何年かかったのか、その水はどこから流れてきたのか…
中屋研究室では、わずかに溶けている物質を分析して地下水の「年齢」や「動き」を探っています。
地下の様子を知ることで、水源地の保全につなげようと科学的にアプローチするのが中屋研究室です。
中屋研究室では「野外に真実の鍵」があるとして、フィールド調査と実験を主体に国内外で水問題の解決を目指しています。
これまでにバングラデシュではヒ素などの地下水汚染調査、国内では各地で地下水を採取、実験を行ったということです。(写真は中屋研究室提供)
水資源となる雨。それは40年~50年後の子どもたちが飲む水です。また、世界には水に恵まれない国や地下水汚染に悩む国があります。
研究室の学生たちは、将来の水資源のリーダー役にと期待されていて、科学的な根拠によって、それぞれの地域の水問題解決につなげようと、挑戦していました。
(研究室のご案内)信州大学工学部土木工学科 中屋研究室
(土木工学科は2016年4月の改組で水環境・土木工学科となります)