[サイプラススペシャル]428 時代に受け入れられる地酒づくり 世の中の変化に寄り添いながら

長野県木曽郡木祖村

株式会社湯川酒造店

十六代九郎右衛門
造り手の感性とともに 記憶に残る酒を

「木曽から世界へ!美味しいお酒をどうぞ」
5月10日、信州の地酒をPRするイベントが東京で開催されました。「YES!ものづくり」今回は、銘酒「十六代九郎右衛門」の湯川酒造店をご紹介します。

慶安三年から続く「造り手の誇り」

木曽路からつながる未来を醸し続ける

慶安3年、1650年創業。360年以上の伝統を誇る蔵元が木曽の湯川酒造店です。

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「湯川酒造店が16代まで続いてきた理由のひとつは、世の中の変化に少しずつ寄り添いながら、その時々に受け入れて頂けるお酒をつくってきたことではないかと思います」と、代表取締役社長の湯川尚子さん。

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清酒「木曽路」「十六代九郎右衛門」を柱としたこだわりの地酒は多くの日本酒ファンの心をとらえています。

「長野の酒メッセin東京」プロからも好評

東京品川のホテルで開催された「2017長野の酒メッセin東京」
県内の70の酒蔵が参加し、都内の飲食店や酒販店経営者、愛好家らおよそ2,700人の来場者で賑わいました。

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イベント来場者にお話をうかがいました。
「味のバランスが良いのと食事にもすごく合わせやすい」と日本酒バーの経営者。
酒販チェーン店経営者も「香りがあって、飲み口が良く、今流行っている味が出ています」と、湯川酒造店の時代に合わせた酒造りは、評判も上々のようです。

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木曽から世界へ

「お客様の意見を聞くというのは非常に重要なことなので自分たちのポリシーを持って造ったものがどういうふうに伝わっていくかというのがとても参考になるいい機会ですね」と、湯川社長。

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イギリスやフランス、シンガポールなど海外展開も積極的な湯川酒造店。木曽から世界へ妥協のない酒造りが続きます。

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【取材日:2017年05月10日】

企業データ

株式会社湯川酒造店
〒399-6201 長野県木曽郡木祖村薮原1003-1 TEL:0264-36-2030
http://yukawabrewery.com/