実際の工場、製造ラインでパソコン組み立て体験

毎年夏休みに開催される「マウスコンピューター親子パソコン組み立て教室」は、抽選で選ばれた小学6年生を対象とした、PCの組み立て教室で、8回目を迎える今年は、全国から31組の親子が参加しました。

「組み立て教室」のいちばんの特長は、世界にひとつだけの、オリジナルパソコンがつくれること。
実際に組み立てが行われている「ものづくりの現場」マウスコンピューター飯山工場で、参加者自身が必要な部品を集めて、親子いっしょに組み立てていきます。

パソコンを好きになって欲しい

マウスコンピューター小松永門社長に、親子パソコン組み立て教室のねらいを伺いました。
「ものづくりを通してパソコンを好きになっていただく方が少しでも増えればいいなというのがですね、一番の大きな私どもにとっての目的と思っています」

教室として使ったのは、実際のパソコン組み立てライン。
1時間目「工場見学と部品集め」、2時間目「親子トライアル」（組み立て練習）、3時間目「パソコン組み立て」と授業が続いていきます。

先生はマウスコンピューターの社員さん!

真剣にパソコン作りに取り組む親子の先生役は、ふだん飯山工場で組立を担当しているマウスコンピューターの社員の方々。一組につき一人が専任の先生になって、参加者の組み立てのサポートをしてくれました。

パソコンのケースに、ハードディスクや、CPUなどを入れて、最後に動作確認をしたら完成!
実際に参加した子どもたちも「うれしかったです。"自分で作ったんだぞ"と言ってないけど、すごい誇りに思いました!」
「（どう？完成して）うれしい!」と、普段できない体験、しかも実際にこれから使うパソコンをつくったとあって、興奮している様子でした。

参加したお父さんも、「大きくなっても使えるような良いパソコンをつくりたいと思って容量の大きいのとか、ちょっと高めなセッティングにしました」と、自分たちだけのオーダーメイドパソコンの特性を活かして、お気に入りの一台を作り上げたようです。

自分たちだけの夏休みの想い出に

最後に、小松社長にお話を伺いました。
「『ものをつくるというのはこういうこと』という体験、ものづくりの原点をマウスコンピューター親子組み立て教室で体験で感じていただけるとありがたいかな、と思っています。」

子どもたちはもちろん、親御さん、そしてマウスコンピューター飯山工場で働く方々にとっても、パソコン同様自分たちだけの「オリジナル」の夏休みの想い出ができたようです。