[サイプラススペシャル]673 年輪を重ねるように精進する 伝統と革新を大切に一歩一歩

長野県中川村

米澤酒造

目指す道は

中川村の米澤酒造は、明治40年創業。南アルプスの伏流水や地元産の酒米など、いい酒づくりの条件に恵まれた場所に蔵を構えています。専務取締役の松下一成さんにお話しを伺いました。「平成26年にかんてんぱぱのグループ会社として再スタートを切りました。地域の皆様に役立つ、自慢していただける蔵になろうという事が一番の特徴、目指す道になっています。」

伝統の酒造り"酒槽搾り"

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こだわりについて、松下専務は「なるべく地元の酒米を積極的に使用する、もう一つは、伝統の酒槽(さかぶね)搾りで、いいお酒を作っていこう、ということです。(酒槽搾りで作ると)柔らかくて、優しい酒質のお酒ができます。」と語っていました。※酒槽搾り...酒槽にもろみをいれた酒袋を並べて、ゆっくりと酒を搾っていく、昔から伝わる日本酒の搾り方。

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"おいしいお酒"とは

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米澤酒造には、年輪、今錦、おたまじゃくしなどの銘柄があり、蔵は国際コンクール等で、数多くの賞を受けています。松下専務は「おいしいお酒を作らないと、蔵の未来はないと。そのおいしいお酒と思って作ったお酒が、他の皆様にどのように評価されるかを目的に、コンクールに出しています。一杯飲んでもおいしいというだけでなく、2杯、3杯飲んでも引き続きおいしい、飲み飽きしない、そんなお酒ができたらいいなと思っています。」と話していました。

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【取材日:2022年04月27日】

企業データ

米澤酒造株式会社
〒399-3801 長野県上伊那郡中川村大草4182-1 TEL:0265-88-3012
https://www.imanisiki.co.jp/index.php