[サイプラススペシャル]677 “研究開発への展開” キーワードは

長野県長野市

ものづくりNAGANO応援懇話会

自由な議論…県内企業の今後について

5月25日、情報発信を通じて県内の製造業を応援していく「第27回ものづくりNAGANO応援会」が長野市で開かれました。県内の経済団体などのトップが参加し、自由な議論を重ねます。長野県経営者協会の碓井稔会長が座長を務め、経済情勢やものづくりを支える県内企業の今後について考えました。
日本銀行松本支店の大川真一郎支店長は、基調講演で、コロナ禍における金融経済情勢の中での長野県の状況や研究開発型企業に期待される伸び、また産学連携共同研究の可能性について述べました。

研究開発の重要性...そして脱炭素に向けて

sec01_01.jpg

続いてのディスカッションでは、現状追い風を受ける県内企業が、今後対応すべきことについて、議論が交わされました。関昇一郎長野県副知事は「様々な将来への投資という意味では、研究開発の重要性を、ここでまた改めて確認していく必要があると思いました。」と話していました。また、碓井会長は「長野県は自然と共に発展してきていますので、脱炭素に向けた取り組みが長野県の一つのセールスポイントになるような、そんな活動をぜひ皆で進めていったらいいと思います。」と話していました。

sec01_02.jpg

コロナ禍において...

また、懇話会では、県内の優れたものづくりの企業を表彰するものづくり大賞の募集を7月1日から始めることなどを決定しました。さいごに、関副知事は「世界との付き合い方が非常に難しい時期に、グローバル化のあり方、製造業の国際分業体制も含めて考えていく必要があると思っています。」と話していました。

sec02.jpg yes.jpg

【取材日:2022年05月25日】

企業データ

ものづくりNAGANO応援懇話会事務局(長野経済研究所/SBC信越放送)
長野県長野市問御所町1200 TEL:026-237-0545
http://mono-n.com/