[サイプラススペシャル]720 銅製品の無限の可能性を追い求めて

長野県茅野市

キッツメタルワークス

金属素材を通じて新しい時代を創る

茅野市に本社があるキッツメタルワークスは、バルブ製造大手・キッツの子会社です。手掛けているのは、黄銅(おうどう)。真鍮(しんちゅう)という別名でも知られる金属素材です。 「黄銅は銅と亜鉛の合金で、加工しやすく錆に強い金属です」と説明してくれたのは、製造課ライン長の武居力さん。キッチンやトイレなどの住宅設備や、エアコンや自動車など、意外と身近なところで利用されているそうです。

国内シェア2位!

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国内シェア2位を誇る、キッツメタルワークスの黄銅棒(おうどうぼう)。全ての工程がほぼ自動化されたラインで製造されています。工場ではエネルギーを多く使いますが、環境にやさしいものづくりを目指した工夫がありました。それは...(次回に続きます!)

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環境に配慮したものづくり

工場長の牛山充範さんは「黄銅棒は安定した信頼のおける材料なので、いろいろなところで活躍できます。自社の研究施設で調合して、ニーズに応えてどんどん新しい材料を開発していきたいです」と話します。環境に負荷を与える成分(鉛やカドミウムなど)の使用を極力抑えたカドミレス材、鉛レス材など、需要を満たす 機能のある材料を開発しているキッツメタルワークス。環境に配慮したものづくりが進められています。

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【取材日:2023年3月30日】

企業データ

株式会社キッツメタルワークス
〒391-8555 長野県茅野市宮川7377 TEL.0266-79-3030
https://www.kitzmetalworks.com/