長野県塩尻市
レゾナック・セラミックス塩尻工場
社会を陰ながら支える
穂高連峰を展望する日本の中央部に位置し、今年で創業91年を迎えたレゾナック・セラミックス塩尻工場。豊富な電力と工業用水に恵まれたこの地で1932年にセラミックスの生産を開始しました。「化学の力で世界を変える」をモットーに、目に見えない様々な分野(鉄鋼・自動車・機械加工・エレクトロニクス・生活環境関連)に製品を提供しています。直接目にする機会は多くはありませんが、社会を陰ながら支えている製品を製造しています。
製造部 第二製造課の小松達哉さんが手掛けているのは「高機能放熱フィラー」。例えば...使用中に熱いと感じるときがあるスマホ。高機能になるほど発生する熱は大きくなり、その熱を逃がさないと製品は最大限の力が発揮できないと言われます。その熱を効率的に逃がすために使用されます。
製造部 技術グループの小澤広光さんは、独自の超高圧・高温技術で「立方晶窒化ホウ素焼結体(りっぽうしょうちっかほうそしょうけつたい)」の研究・開発を担当しています。ダイヤモンドに次ぐ硬さ&ダイヤモンドより優れた化学的安定性を活かして、研削・切削加工にその性能を発揮するという「立方晶窒化ホウ素焼結体」。考えが行き詰まっても、悩みを部内で共有できる場があるため同僚や上司からアドバイスが得られ、非常に心強いそうです。
株式会社レゾナック・セラミックス塩尻工場
〒399-6461 長野県塩尻市大字宗賀1 0263-52-0180
https://www.rce.resonac.com/