[サイプラススペシャル]280 ソフトウェア開発でものづくり企業をサポート 自社で独自のシステムも開発

長野県上田市

システムプラン

上田市に本社を置くシステムプランは、社名の通りメーカーやサービス業などをシステム開発で支援する企業。そのノウハウを活かして、近年ではICタグシステムや金融支援システムなど、地元企業にも採用されている独自のシステムを開発した。システム開発だけではなく、導入時のコンサルティングやその後の運用サポート業務なども行っている。

取材後記

創業以来ソフトウェア開発

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「長年のノウハウを積み上げることで、直接お客様に提供できるシステムを作りたいと思っていました。」と語るのは、社長の原勝敏さん。システムプランは1982年の創業以来、メーカーなどから依頼されたソフトウェアの受託開発を手掛けてきた。その経験を生かして、オリジナルシステムを新たに開発し地元企業にも積極的に提供している。


自社開発のICタグシステム

その一つが、このICタグシステム。病院のユニフォームなどのクリーニング管理に活用されているこのシステムは、ユニフォームに内蔵されているICタグによって、瞬時に複数の衣料データを読み取ることが可能で、徹底した個別管理とその効率化に寄与している。ハードウェア部分も含めて自社で開発しているため、トータルでコストを抑えられるのが最大のメリットだ。

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金融機関向けのシステム

このシステムは手形や小切手などを仕分けするもので、銀行や信用金庫などの金融機関に採用されている。ソフトウェアやシステム部分をシステムプランが担当し、ハード部分を専門メーカーが担当して共同開発されたものだ。普段目に触れることはないが、参入メーカーが少ない分野での独自システムだ。

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納品以降の支援も欠かさない

ただシステムを開発するだけではなく、システムを運用しているユーザーに対するメンテナンスや問題解決のサービスも欠かさない。導入時のコンサルティングや運用に入ってからのサポートも業務の柱の一つだ。システム開発のノウハウを持つ社員のほか、システムとユーザー業務の両方に精通し、専任的に運用サポートにあたる社員も多い。彼らがチームとしてサービスに取り組んでいることも大きな特徴だ。

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地元ものづくり企業が活用できるシステムを

現在の最大の目標は、地元長野県のものづくり企業に採用してもらえるようなより安価なシステムを提供すること。原社長も、「日本の技術力は素晴らしいが、それを存分に応用できていない。まだまだシステム開発の可能性はある。」と、更なる発展性を見据えて、新たなシステム開発に取り組んでいる。

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【取材日:2014年6月18日】

企業データ

株式会社システムプラン
上田市秋和問屋町510-2 TEL:0268-27-3116
http://www.systemplan.co.jp/