グローバルキャリアフェア
強まる人材不足感から、ものづくり企業では幅広く人材を集めようという動きが広がっています。長野県内の留学生と企業を結びつけようと長野市で開かれた「グローバルキャリアフェア」。出展企業の多くを製造業が占めたイベントの模様です。
会場の信州大学工学部(長野市)では、長野県内外の30社余りが出展。その多くは製造業で、集まった留学生などが担当者から説明を受けていました。主催した長野県産業労働部では、「グローバル展開を図っている企業など、日本で就職を希望する留学生などにどんな企業があるのか知ってもらうことがねらい」(青木隆・長野県労働雇用課長)と話します。
「中国への輸出が多く、技術を学んでいる留学生に会えればいいと思って参加した」(飯沼ゲージ製作所・液晶パネル関連装置製造)。「自動車のクラッチフェーシング(摩擦材)は海外が主力のマーケット。今後ますます海外展開を図っていくため」(ニッキフロン・特殊樹脂製造)。出展した企業側は世界で活躍できる人材の確保を狙っています。国際的な人材確保を巡っては、信州大学と金沢大学が連携して地元企業に就職する留学生を増やそうという試みもスタートしています。
長野県産業労働部労働雇用課〒380-8570 長野県長野市南長野幅下692-2 TEL:026-235-7118
最近の投稿
【多品種少量生産を軸に】
【精密部品製造のプロ集団】
【他社と差別化がはかれる市場へ】
【日本のまちをかわいく元気に】
【挑戦の心を持って、豊かな価値を生み出す】
一覧を見る