バックナンバー:2024年2月
2024年2月17日放送
多品種少量生産を掲げ、「小回りのきく鋳物工場」をうたう長野市の株式会社高和製作所を特集する。
鋳物の原料は、「湯」と呼ばれる溶鉄。廃車から出る鉄くずや銑鉄と呼ばれる材料などを炉に入れて温度を1500度に上げ溶かしたものだ。「湯」の温度や、含有する元素量などをモニターで見える化し、品質の維持・向上に努めている。
一方、鋳物作りに欠かせない「型」は、木型や金型を砂に転写して作る砂型。砂は製品を作った後、処理をして再利用しており、循環型ファクトリーを構築している。
出演は高澤和幹社長。社長が自ら作成した生産プロセス統括管理システムについても説明。
また砂型に使われる砂がスタジオに登場。実際に触ってみて、感触の変化などを確かめる。